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初心者でもこれだけでアドワーズ中級者に仲間入り出来る7つのコツ

初心者でもこれだけでアドワーズ中級者に仲間入り出来る7つのコツ

前回に続きリスティング広告の代表格であるアドワーズについてお話させて頂きます。
前回の内容と今回の内容を覚えておけば、ひとまず中級者の仲間入り!
その辺の広告代理店の人よりも詳しくなっている可能性もありますよ。

~1・最適化案~

まず最初は最低化案です。これは上手く付き合った方が良いですよ。
グーグルはかなり前から、機械学習・AI分野における研究を続けて来ました。そしてアドワーズの自動入札や検索エンジンのシステムなどに活かしてきたのです。
もちろんそれだけではなく、グーグルホームなどにもその知識は活かされています。
そして最適化案もその一つ。ある程度アドワーズを運用すると、アドワーズからアドバイスをもらえるようになります。
例えば、「広告にサイトリンクを追加しましょう」とか「○○の入札戦略を目標コンバージョン単価にしましょう」とか、具体的にアドバイスしてくれます。
そうすることで、「クリック率が○%高くなります」とか「費用が○○円上昇します」とか、アドバイスしてくれるのです。
そのアドバイスを活かすかどうかは別にして、参考になる部分は多いため、都度確認して頂ければ良いでしょう

~2・A/Bテスト~

広告運用においてA/Bテストは欠かせません。A/Bテストとは、その名前の通り、AパターンとBパターンのどちらが良いかをテストするという意味です。
このA/Bテストを繰り返していき、CPAを安く抑え、CTRを高めていくのが定石です。ウェブマーケティングにゴールはありません。
だからこそ常に向上させて行く心構えが必要なのです。しかし意外とやっていない企業は多いです。広告代理店の中でもやっていない所はあります。
特に安い広告代理店はこのパターンの場合が多いです。安いというのは、月間の予算のことです。
もしかしたら今、月間50万までの広告費をどこかの会社に任せていませんか?月間予算が50万ということは、広告代理店の売り上げは20%の10万円ということになります。
仮に全クライアントが50万円で運営を委託していた場合、1000万の売り上げを上げる為には、会社として100件のクライアントを持たないとなりません。
しかし1000万では会社がやっていけない場合が多いので、3000万くらいは売り上げが必要です。ということは広告代理店は300社のクライアントを持たないとならないということです。
そのためには営業活動をしないとならないですし、一人にかかる負担は増えます。

しかも広告代理店に勤める人数は数人から30人ほど。

その中には経理スタッフや営業活動に専念している方がいたり、代表などがいる為、実質広告運用をするメンバーは15人ほどでしょう。

その15人が300社のアカウントを回しているということになるため、もちろん一人当たりの負担は増えます。
私が知っている会社は一件当たり30万~50万の案件を主に扱っていますが、一人で営業しながら50件以上のクライアントを抱え、いつも忙しそうにしています。

一人で50社の広告を回しながら、営業活動をしているんですよ!?
まともに広告アカウントを見れるはずはありませんし、A/Bテストなんて出来るはずがありません。
というよりCTなどの数字なんて見ていません。よって、もし50万円くらいの予算を任せようと考えているのであれば、まともな管理は期待出来ないと思っていた方が良いです。
よって、自分でやった方が良いんですよ。私はその為にこのブログを書いています。世の中には大した力もないのに広告代理店とうたい、お金を巻き上げている方が多く見受けられます。
是非こちらをご覧のあなたは、広告運用の正しい知識をつけて、惑わされないで下さいね。そして出来るのであれば広告運用を自分で行えるようになりましょう。
ただ200万円を超える場合は、どこかに任せた方が良いと思います。手数料の20%を払ってもちゃんとやってくれるところであれば費用対効果は合ってくるはずですからね。

~3・広告表示オプション~

次に覚えておいた方が良いのは「広告表示オプション」です。「広告表示オプション」とは、様々なものがあり、良くあるのはこんな感じのものです。

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これらはリスティング広告の文面なのですが、表示面積が広いことが確認出来ますよね。
このようにして広告を表示することで、目につきやすくなり、CTRが上がります。CTRが上がれば、CVRにも影響が出てきます。
CVRが1%上げれば、年間で見たとき売り上げが大幅に変わってきますからね。
そういった意味でも、この「広告表示オプション」は重要な役目を担っています。それぞれ解説していきます。

サイトリンク表示オプション

サイトリンク表示オプションは、上記ユニクロやナイキで使われているものです。
ユニクロであれば「WOMEN特別限定」「UVカットニット」「春物新作」「ハナ タジマ」というページが用意されています。
ユニクロ公式オンラインストア」という部分をクリックすれば、トップページに飛びますが、「WOMEN特別限定」などのサイトリンクが気になる方はこちらをクリックするでしょう。
もちろん興味があるのでCVの可能性も高まります。サイトリンクは非常に有用です。季節ごとやイベントごとに使い分けるのが良いです。

コールアウト表示オプション

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コールアウト表示オプションも有用なものとなります。上記の画像の「XSから3-4Lまでサイズ拡大」という部分がコールアウト表示オプションです。
コールアウト表示オプションは、訴求したい単語を一つ一つ登録していくことで、訴求を強めたり、広告枠を広げる効果があります。もちろん無いよりはあった方が良いです。

構造化スニペット表示オプション

構造化スニペット表示オプションも非常に使えます。

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上記の画像であれば「タイプ:スニーカー、ウェア…」と「モデル:エアマックス、エアフォース1…」がそれにあたります。
構造化スニペット表示オプションは「タイプ」や「モデル」だけではなく、「周辺地域」や「設備」などもあります。
何か特質的な訴求ポイントがあれば、この構造化スニペット表示オプションを使うことで、CTRが上がります。

電話番号表示オプション

電話番号表示オプションは使った方が良いです。

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上記の画像に0570-065-699という番号がありますが、これです。
主にネット通販や地域密着のサービスなどを展開しているなら、是非設置した方が良いオプションです。

メッセージ表示オプション

メッセージ表示オプションなのですが、サンプルが見つからなかったので、イメージでご説明したいと思います。

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イメージはこんな感じです。
ここでCTA(call to action)を記載すると良いですよ。CTAとは「今すぐチェック」とか行動を促すためのものとなります。
こんな感じで使われます。

 

住所表示オプション

住所表示オプションは店舗を構えている企業はやった方が良いオプションです。

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上記のように表示されます。住所が表示されることで、店舗に足を運びやすくなります。店舗への誘導を促進させる効果があります。

アフィリエイト住所表示オプション

これは日本では使えませんので、説明を割愛させて頂きます。

価格表示オプション

価格表示オプションは下記の通りです。

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以上のように価格が表示される為、価格優位性を打ち出しやすくなっています。

アプリリンク表示オプション

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アプリリンクは上記の通りです。特にご説明は必要ないと思います。設定方法もそこまで難しいものではありませんので、もし会社でアプリを出しているなら広告として打ち出しておいた方が、利用数が多くなりますので、お勧めです。

プロモーション表示オプション

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プロモーション表示オプションは以上の通りです。期間限定のイベント用に使います。クリスマスの他には「新年」、「バレンタインデー」、「イースター」、「母の日」、「父の日」、「レイバーデー」、「新学期」、「ハロウィーン」、「ブラックフライデー」、「サイバーマンデー」、「クリスマス」、「年末」。
以上のような項目で広告が出せます。イベントで使うものですので、期間限定の集中投下が可能です。活用方法は幅広いので、是非確認してみてください。

ここまでが広告表示オプションの全容です。
使えばCTRが上がりますので、是非使った方が良いですよ。

~4・オーディエンス~

オーディエンスは設定画面の「オーディエンスマネージャー」で管理すると良いです。オーディエンスとは広告を打ち出すためのターゲット属性を決める機能と捉えて頂いて良いでしょう。
アナリティクスやリマーケティングタグが正しく設置されているのであれば、来訪者やそれに類似する属性のターゲットに対してターゲティングをすることが出来ます。
例えば、「コンバージョンに至ったすべてのユーザー」という項目もあるため、CVしたユーザーやそれに類似する方をターゲティングすることが出来るようになります。
色々な項目がある為、色々試してみてください。結構使える機能ですよ。

~5・ユーザー属性~

ユーザー属性は非常に簡単な機能です。それゆえ設定がしやすいという利点があります。しかも簡単な上、めちゃめちゃ便利な機能なので使わない手はありません。
この機能は「年齢」「性別」「子供の有無」「世帯収入」、これらを決めることが出来ます。例えばあなたがダイエット食品(スムージーなど)を扱っているのであれば、
女性ユーザーがターゲットですので、性別を女性だけに絞ることが必須です。さらに年齢としては20代から40代くらいまでに絞り、子供がいない方をターゲットにした方が売れやすいでしょう。
仮にあなたが不動産投資の商材をリスティング広告にかけるのであれば、年齢は30代以上から60代未満、世帯収入を上位で絞れば、CVRが高い層にアプローチが出来るでしょう。
こういった形で簡単使えるので、商材によって分けていくと良いですよ。

~6・広告のスケジュール~

広告のスケジュールも商材によって変えていくと良いでしょう。広告のスケジュールとは、「何曜日の何時から何時まで広告を配信する」という設定が出来る機能となります。
例えばECサイトで夜間も申し込みが可能であれば、夜間でも申し込みは見込めるでしょう。仮に商材が「相談ベース」(例えば弁護士や税理士)などの場合、夜間は営業していないはずですから、平日の昼間に広告をかけ、夜間は止めた方が良いです。
このような形で使える為、商材に合わせて使ってみると良いと思います。

~7・デバイス

バイスはその名の通りです。「パソコン」「モバイル(スマホ含む)」「タブレット」、これらを選べる機能です。
アプリを普及したいのであれば、パソコンは除外しても良いでしょう。逆にパソコンが無いと使えない機能やツールなら、モバイルやタブレットは除外しても良さそうです。


以上が7つのコツの全容です。
これらを使いこなせるようになれば、アドワーズの運用中級者と言っても過言ではありません。
まだまだ覚えることはありますが、これだけを知っていればリスティング広告に関しては問題ありませんよ。
ただまだまだ覚えないといけないことは多くありますからね。
次回はGDNについてお話します。