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アドワーズの初心者がたった一週間で広告を回せるようになる7つのポイントとは

 

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広告といえば最初に思いつくのがリスティング広告。そしてその中でも一番最初に思いつくのがアドワーズadwords)だと思います。
実際アドワーズは頻繁に使われている広告のため、様々な教本があったり、運用ブログがあったりします。
恐らくあなたも見よう見まねで運用しようとしていませんか?もしくはこれから運用しようとしていませんか?
ちょっと待って下さい!
アドワーズの設定はちゃんと出来ていないと、余計なクリックで広告費を損失してしまったり、CVに繋がらない層に広告を出してしまったり…
使い方を一つ間違えると、1カ月で30万円もの広告費を使い、一件もCVに至らないというケースもあります。
それほど奥が深いアドワーズですが、1から解説していきます。 私の失敗談も交えながら…

~1・初心者でもアドワーズは使える~

まず最初の段階ですが、アドワーズのアカウントを取得する必要があります。これが無い事には何にも始まりません。
ただここで疑問が生まれると思います。

アドワーズのアカウントってどうやって取得すれば良いの?」

という疑問です。
さらに「もしかしてテストとかあるの?」とか「アカウント取得するのに費用はかかるの?」など疑問が出てくることも予想されますが、ご安心下さい。
アドワーズのアカウント取得にテストは必要ありませんし、費用もかかりません。グーグルのアカウントを持っていれば、誰でも手軽に取得が可能です。

しかしグーグルのアカウントが無ければなりませんので、Gmailのアカウントを取得してください。

~2・アドワーズを使い始める~

グーグルのアカウントを入手したら、アドワーズの管理ページに移行しましょう。アドワーズの管理ページに飛ぶための方法はいくつか種類があります。
ただ検索エンジンを使うのが一番手っ取り早いと思います。よって、まずは「アドワーズ」と検索してみてください。

色々な広告が出てきてしまうかもしれませんが、広告を除き一番上に表示されているのが、アドワーズの公式ページです。
そのサイトをクリックしてみてください。後は決められたとおりに入力していけば大丈夫です。もし分からないことがあればサポートも受けられますので、サクッと終わらせてしまいましょう。
(支払い方法は手動決済を選択し、振込みを選べば広告費がかかることはありません)
(もしご自身のサイトが無い場合は、はてなブログアメブロなどでご自身のサイトを作成してください。無料で作れます)

~3・アドワーズについて知る~

アドワーズを扱っていると色々なワードを耳にします。「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」「広告」「キーワード」「部分一致」「フレーズ一致」などなど、挙げればきりがありません。
よって、まずはアドワーズについて知って下さい。

アカウントについて

まずあなたは現段階でアカウントを保有している状態です。この状態では広告が配信されていません。
なぜならキャンペーンもなければ、広告グループもなく、広告もないですし、設定されているキーワードが無いからです。
ちょっと難しいかもしれませんので、図を使って解説していきましょう。

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アドワーズの構造はこのような形になっています。最上部にキャンペーンと呼ばれる階層があり、その下に広告グループと呼ばれる階層。その下に広告と呼ばれる階層があり、その下にキーワード(KW)がある仕様となっています。

リスティング広告と聞くと、キーワードばかりに目が行きがちですが、実はキーワードは一番最後に決めます。

大切だから一番最後というわけではなく、それ以上に大切な部分が、上部にあるということです。

キャンペーンの設定>広告グループの設定>広告>キーワード

この順番は覚えておきましょう。
そして、それぞれどういった役割があるのかを見てまいります。

アドワーズのキャンペーンの役割

アドワーズのキャンペーンの役割は、「広告のかじ取り」の役目があります。
これからどのような目的で、どれくらいの予算で、どのような形で出稿していくのかを決められます。

検索ネットワーク(リスティング広告)にするのか
ディスプレイ広告(リタゲ含む)にするのか

どの地域の人をターゲットにするのか
どんな言語を話す人をターゲットにするのか
一日の予算はいくらにするのか
広告入札戦略はどうするのか
いつ開始して、いつ終了させるのか

といったことが指定出来ます。
例えばあなたが新宿で「水道工事」業者をされているのであれば、

地域:東京(場合によっては新宿に限定)
言語:日本語(日本語を話せる海外の方は除外される可能性がある)

以上のように設定しておくと良いでしょう。あまりにも反応が無かったら対象を広げていけば良いのです。
最初は小さく、そして次第に大きくしていくと失敗しにくくて良いですよ。
それがどんな広告運用でも成功するための心構えとなりますからね。

そしてこのキャンペーンの中で一番大切な点が二つあります。
一点目は「広告入札戦略」
二点目は「予算」
となります。
順にご説明しましょう。

「広告入札戦略」

広告入札戦略はそのキャンペーンがいかに費用対効果をもたらすのかに関わってくる部分となります。
戦略は全部で

「目標コンバージョン単価」
「目標広告費用対効果」
「クリック数の最大化」
「コンバージョン数の最大化」
「検索ページの目標掲載位置」
「目標優位表示シェア」
「拡張CPC」
「個別のクリック単価」

2018/03/22の現時点では上記の8つがあります。
この8つの戦略…全てを覚える必要はありません。ただ二つだけ覚えて頂きたいです。
「拡張CPC」と「クリック数の最大化」です。この二つ以外は暇があれば覚えておく程度で構いません。

「拡張CPC」とは上限クリック単価をキーワード事に指定し、CVの見込みがある人に対してのみ、上限クリック単価以上の単価で優先的に広告を表示する戦略です。
「クリック数の最大化」とは、決められた予算内で最大限のクリックがされるように、自動でクリック単価が調整される戦略です。もちろん上限クリック単価は決められます。

「拡張CPC」はコンバージョンの見込みがある人に対しての上限クリック単価を上げてくれるので、便利な反面、ある程度目視で確認していかなければならないため、時間にゆとりが無ければ管理が出来ません。
一方「クリック数の最大化」は自動でクリック単価を調整してくれます。便利なようですがデメリットがあり、上限CPCの調整が柔軟ではありません。

私が使っているのは以上の二つです。これ以外も使っていましたが、近年高騰しているCPCに対処が出来なかったため、扱うのをやめました。
ただ扱い方によってはそれぞれ使える戦略ですので、否定するわけではありません。ただ私としてはCVに近い層にのみCPCを上げることが出来る「拡張CPC」と、
クリックを最大限に獲得できる「クリック数の最大化」が使いやすかっただけです。それぞれ簡単にご説明させて頂きたいと思います。

目標コンバージョン単価

「目標コンバージョン単価」は、過去の情報を元に最適なクリック単価を自動で算出してくれる機能です。広告が表示されるたびに自動で設定してくれるため、とても便利です。
しかも目標CPAに応じて変えてくれるため、広告費がかかり過ぎないというメリットもあります。
ただ欠点があり、過去の情報が少なかったり、間違っている場合使えません。また目標CPAが高すぎたり低すぎる場合、誤作動してしまいます。
実際私が使った時は、目標CPAを低くしたせいで、広告が表示されにくくなったケースがあります。しかし情報が溜まってきて、CV数が多いものに関しては使えます。
私のクライアントに不動産関係のポータルサイトを運営している方がいらっしゃるのですが、そのサイトへの登録がCVとなっており、月間で数百から数千名単位でCVがあります。
そのサイトの広告は目標コンバージョン単価としていて、割とほったらかしでも勝手に広告が運用されています。こういう場合の戦略としては非常に使えます。

目標広告費用対効果

これは運用が少し難しいです。しかし扱えるようになれば、かなり良い入札戦略だといえます。なぜならこの入札戦略では、目標とする費用対効果を目安に広告運用が出来るからです。
例えば一つ売れたら5000円の売り上げになる物を売っていたとしましょう。そして一つ売る為に広告費を1000円使っていたとします。すると費用対効果は500%。
こういう過去のデータを元に自動的にCPCを調整してくれるのが、この戦略のシステムです。
しかも掲載結果を改善する為に、デバイス・ブラウザ・地域・時間帯などの情報をリアルタイムで使用し、最適化を行ってくれます。

ただ目標コンバージョン単価と同様の欠点があります。機能としては大変すばらしいのですが、ちょっと扱いにくかったです。

コンバージョン数の最大化

コンバージョン数の最大化はキャンペーンの過去の情報を元に、広告が表示されるたびに最適なCPCが自動的に算出されます。
予算を最大限使いながら、キャンペーンのCV数を最大化してくれるように動いてくれるシステムです。
ある程度のCV数を確保したいという時などに利用出来るのですが、こちらも反面欠点があり、過去の情報が必要なことと、
費用が大幅にかかったりすることがあります。その点も念頭に踏まえれば使えるでしょう。

検索ページの目標掲載位置

この入札戦略には二つのプランが用意されています。「最初の検索結果ページの上部」と「最初の検索結果ページのどこか」です。
「最初の検索結果ページの上部」であれば、検索ユーザーの目に触れる機会が多くなり、CV確率も上がります。
でもこの枠はかなりの激戦区なので、それだけCPCも高くしなければなりません。キーワードやタイミング次第では、数千円とか数万円とかしてしまう場合もあります。
よってちゃんと上限CPCを設定しておかないと、とんでもないことになりかねません。
もし「ライバルに勝ちたい!」とか「認知率を上げたい」なんていう目的があれば、使える戦略だと思います。
欠点としては、対象を絞り込まないとならない点と、ビッグワードでは使えないという点です。
例えば「車 売却」なんていうワードでこの戦略を使うと、月間での検索ボリュームが「3,600」となっていて、
ページ上部掲載の入札単価(高額帯)は2,329円となっています。(2018年3月23日時点)
仮にCTRが10%だとすると、360人がクリックすることになるので、360人×2,329円で月間の広告費用が838,440円になってしまう可能性も…
もちろん月間のCPCは上下の波がありますし、ずっと高額帯で掲載されているわけはありませんので、実際の所は50万円くらいにはなると思います。

「そんなに不確かなの?」と思われるかもしれませんが、それくらいCPCは揺れます。例えば上記でなぜ「車 売却」というキーワードを挙げたかというと、アドワーズのキーワードプランナーという機能を参考にして出しました。
アドワーズにはキーワードプランナーという機能があり、検索語句を入力すると、月間の検索ボリュームや掲載に必要な料金などが出てきます。
「車」と検索した後、ページ上部掲載の入札単価(高額帯)という項目にソートをかけ、一番高いキーワードを抽出しました。
画像も用意したので、どうぞご覧下さい。

こちらがキーワードプランナーのトップ画面です。

ここに「車」と入力して検索をかけると、このような画面が出てきます。

そしてちょっとわかりにくいかもしれませんが、「ページ上部掲載の入札単価(高額帯)」という項目が確認出来ると思います。
ソートをかけるとこうなりました。

ほんの数十分前は「車 売却」が一番で2,329円になっていたのですが、今は「自動車 売却」が2,331円になっています。
些細な変動ですが、こうやってリアルタイムで入札金額が変わっているのです。
話が少し変わってしまいましたが…
あれ?何を話そうとしてたんでしょう?

うーん、忘れてしまいました(^^)
気を取り直して説明を再開します。CPCはかなり変動します。私の最初の失敗は上限CPCを設けなかったことです。
一日3000円の予算でCPCが200円ほどの広告を回していた時のことです。ある日夕方にアドワーズを確認すると、1クリックしかないのに2000円という費用が掛かっていた時がありました。
いつもの10倍です。幸いなことに自社広告だったので良かったのですが、もしクライアントの広告だったらと思うと…
だからこんな失敗は絶対しないで下さいね。そして、検索ページの目標掲載位置はそうなりやすい可能性を秘めていますので、絶対に上限CPCは設定してください。

目標優位表示シェア

これはライバルが明確に決まっていて、絶対に勝つ!という意気込みを持って使う入札戦略です。
「上位をとりにいくドメイン名」「上位をとりにいくターゲット」「上限入札単価の上限」を設定出来ます。
これが設定画面です。

それぞれ説明します。
「上位をとりにいくドメイン名」:この項目にどうしても勝ちたいサイトのドメインを入れると、そのサイトよりも上位表示が出来るようになります。

「上位をとりにいくターゲット」:選択したドメインよりも上位に表示する割合を意味しています。100%にすると、全ての検索結果で指定したサイトよりも上位表示されます。ただ広告費がかなりかかってしまうことがあるので、注意が必要です。

「上限入札単価の上限」:CPCに上限を設けることが出来ますが、その上限が低すぎる場合やキャンペーンの予算が低すぎる場合は、あまり意味がありません。

このような戦略ですので、用途は限定的だと言えます。私は3回しか使ったことがありません。
何としてでも認知度を増やす際などでも使えますよ。しかしイタチごっこになった時は怖いです。
CPCが高騰していきます。よって使い方が難しいかもしれませんね。

個別のクリック単価

個別のクリック単価は完全手動の戦略です。あまり使っている人を見たことがありません。
自動でCPCを変えてくれるわけではないので、頻繁にチェックしないといけません。
ただオプションで拡張CPCが使えます。これにチェックを入れれば、拡張CPCと同様、CVの可能性が高いクリックに対してはCPCを引き上げ、 CVの可能性が低いクリックに対しては、CPCを下げます。
よって拡張CPC戦略と一緒ということになります。だから使う必要もありません。
しかし昔は自動戦略の精度も低かったですし、無い時代もありました。
その時代から広告を回している方の中には、この広告戦略を使う方もいらっしゃいます。

以上がそれぞれの広告戦略です。
非常に重要な部分ですので気付いたら長文になっていました。
参考になれば幸いです。次の説明は「予算」です。「予算」の話は簡単なので、ちゃちゃっといきます。

「予算」は一日に使える予算のことです。3000円なら3000円が一日に使われますし、5000円なら5000円が広告費として使われます。
ただ設定した予算を超える場合もあります。例えば実際にあったことですが、一日の予算を3000円にしていたのに、5000円も使われたことがあります。
結構焦りました…でもこれにはちゃんとした理由があります。
例えば日の予算を3000円とした場合、月間での広告費は30.4日計算(一カ月間の平均日数)を乗算する形にして、91,200円が月間の予算として割り振られます。
あくまでシステムはこの予算を超えないように調整してくれます。つまり、月間で91,200円を超えないように調整してくれる動きをするため、一時的には予算を超えてしまうことがあるという事です。
よって焦る必要はありません。以上で予算の話は終わりです。簡単でしたよね?

他にもキャンペーンは色々な設定が出来ます。こちらも覚えておくと良いですよ。

動的検索広告

動的検索広告は、ユーザーの検索語句に合わせて、自動的にカスタマイズされた広告見出しが使われるので、とても便利です。
ウェブサイトに基づき、関連性の高い検索語句が自動的に表示対象に選ばれるのも優れた点です。
普通キーワードは一つ一つテストしていき、なにが合うのか合わないのかを精査する必要があるのですが、この機能を使えば毎日見ていく必要はありません。
ただ、ニッチなジャンルを突いた商品の場合注意が必要です。例えば、過去私のクライアントに「民泊Wi-Fi」を扱っている会社がありました。
普通のWi-Fiなのですが「民泊運営代行会社」だったため、民泊に特化した形でWi-Fiを取り扱っていたということです。
このようなサービスの場合、普通に「レンタルWi-Fi」や「ポケットWi-Fi」と誤解されやすくなり、親和性が取れなくなります。
よって、こういうサービスの場合は、使わない方が良いでしょう。

~4・IPアドレスの除外~

文字通り特定のIPアドレスを除外する設定です。PPC広告はクリックされてしまうと、その場で広告費が発生してしまいます。
広告費を出来るだけ抑えて広告運用をする場合、余計なクリックを出来るだけ抑えていかないとなりません。
抑えるのは余計なクリックだけではありません。余計なインプも抑えないとなりません。
アドワーズやヤフー広告には品質スコアがあります。これは単純に「上限入札単価」と「利便性」によって決められ、品質スコアが高ければ入札単価が安く出来ると共に、
優先的に上位表示されていきます。逆に品質スコアが低ければ、入札単価も高くなりますし、インプの頻度も少なくなります。
そして「利便性」とは、推定クリック率や直帰率に左右されるとされています。広告をクリックして、すぐに元のページに戻るということはそれだけ検索ユーザーのニーズに近くないLPだったということです。
グーグルは検索ユーザーのためになるサイトを上位表示することを会社のミッションとしています。よって、もし自分で検索してインプしてしまい、広告が踏まれなければ推定クリック率が相対的に低下します。
逆にクリックしてしまえば、広告費がかかります。いずれにせよ自分や社内の人に、広告をインプさせない設定を取ることが大切です。
そのためにIPアドレスを除外する必要があるのです。是非忘れずに設定しておきましょう。
かなり長くなってしまいましたが、広告グループなどはそんなに難しくないので要点だけを抑えて説明したいと思います。

 

~5・アドワーズの広告グループの役割~

広告グループには微調整的な役割があります。例えば期間限定のイベントなどをする時に便利です。
例えば新宿で水道工事をしていて、普段は工事費が3000円掛かる所、期間限定で1500円にする際などですね。
広告文をいちいち書き換えるのは面倒です。ただ例えば「期間限定イベント」というグループを作り、その下に広告文などを作成すれば、広告グループをオンオフするだけで、広告が入れ替えられます。
広告文をオンオフにして、設定する方もいますが、広告文が大量にある場合などは、どれがどれだか分からなくなりやすいので、私はめったにそういう設定をしません。
広告グループであれば、一目でわかる為そういう設定方法にしています。
正直広告グループはこのように使用している感じですので、これ以上の説明はありません…
入札単価の設定などにも使えそうですが、キャンペーンで設定すれば良いですし、キーワードで設定しても良いはずです。
同じキャンペーン内に異種の広告グループを作ることが無いという前提であれば、これくらいしか利用する項目が無いのが現状です。

~6・アドワーズの広告の役割~

広告の役割はとても簡単で、広告文に影響を及ぼします。「広告見出し1」、「広告見出し2」、「パスを表示」、「最終ページURL」、「説明」、このような項目があります。
以下に画像を用意したので、ご覧下さい。

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上記のようになります。この広告見出しや説明に関しては、最初は他社をパクりましょう。競合がどんなワードで広告を出しているのかを参考にして、ちょっとだけ修正するくらいで構いません。
最初は分からないはずなので、そうすることで、簡単に広告の効果が出てくるはずです。
広告表示オプションも覚えておいた方が良いですし、クリック率も上がるのですが、この話は次回お話します。

~7・アドワーズのキーワードの役割~

キーワードは出来る限りミニマムにして下さい。目安として一つの広告グループに5つくらいが良いでしょう。
例えばあなたが「株式会社イプシロン」という会社を経営しているとします。その会社は「水道工事」が専門です。
こういう場合、株式会社イプシロンを知っている人に広告を出せば、かなり高い確率でCVに繋がるでしょう。
しかし「水道工事」だけを広告として打ち出しても競合が多くなります。そこであなたの会社の強みなども一緒にキーワードにしてしまうと、より絞られた範囲のターゲットに訴求が出来るようになるのです。
例えば、あなたが渋谷で事業をしていたら、「渋谷」というキーワードを絡めた方が良いでしょう。
例えば電話から30分以内に駆け付けるという特徴があるなら「急ぎ」というワードを絡めても良いと思います。
もちろんテストをしてみないと何とも言えない部分ですが、こうやって売れるキーワードを作っていくのが、「広告を運用する」ということです。
それとキーワードは何も追加していくだけではありません。除外もしていかないとならないのです。
例えばあなたが渋谷で水道工事の会社を営んでいるのに、北海道の方に広告が表示されたら意味がありませんよね?
これだけならキャンペーンの設定で除外出来るのですが、同じ渋谷地域にいて、例えばあなたの会社が「つまり修理」だけは出来ない業者だとしましょう。
「水道工事 渋谷 つまり修理」と渋谷に住んでいる方が検索した場合、「つまり修理」を除外ワード設定していないと、表示されてしまうのです。
よってそうしたことを防ぐという意味でも、除外ワードを設定しておかないとなりません。
除外ワードは様々あります。考えられるワードを一つ一つ除外していくのは、難しいです。
ただアドワーズは優秀で、そうしたワードを一気に除外していくことが可能になる機能があるのです!
もし今あなたがアドワーズを運用しているとしたら、「すべてのキャンペーン」へ戻り、「キーワード」をクリックしてください。
すると上部のタブに「検索語句」というワードがあるのが分かると思います。
それをクリックすると、さらに「検索語句」というワードが出てくるので、それをクリックしましょう。
すると表示期間中にどんな検索ワードでインプがされたのかが可視化出来ます。
そしてあまりにも当てはまらないワードを除外設定していけば、簡単に除外が可能です。
しかしここで注意するべきは、キャンペーンごとや広告グループごとに除外設定をしないことです。
必ず「除外キーワードリスト」で除外しましょう。じゃないとキャンペーンごととか、広告グループごとに細かく除外設定していかないとなりません。
私の場合「除外キーワードリスト」を全キャンペーンにあてがい、一つ一つのワードを追加していき、すべてのキャンペーンで除外していきます。
その方が簡単だと思いますよ。

あとは都度、クリック単価を変えたり、キーワードごとのインプなども見てみて下さい。
登録されたキーワードが極端な話一カ月も検索されていないとしたら、そんなキーワードで広告をかける意味が無いので、すぐにそれに変わるキーワードを設定しましょう。

これでもまだまだ話したいことがあるので、次回もう少し詳しくアドワーズについてお話したいと思います。
アドワーズとヤフー広告はほぼ一緒です。違いがそこまでありません。確かに使い方は違うので戸惑うかもしれませんが、概念や考え方は一緒なので、アドワーズを覚えれば、
自然とヤフー広告も覚えられます。その後はディスプレイ広告なども覚えていきましょう。
では次回の「アドワーズ入門2」も確認してみてくださいね。